自動車は非常に多くの部品から成り立っていますが、ワイヤーハーネスと呼ばれる電線の束と、そのワイヤーハーネスに付属してくるさまざまな構成部品、そのほかステアリングと駆動部品関連、ハイブリッド、EV自動車で使用される電池パック関連等の開発、設計を支援しています。

ワイヤーハーネスの構成部品には、電線の保護等のためのプロテクター、電装部品を集約したリレーボックス、防水対策のためのグロメット等さまざまです。

樹脂部品だけでなく、端子、取付ブラケット、バスバーなどの板金部品などもあり、3次元CADを使い設計をして、解析ソフトによる解析もおこないます。

また設計だけでなく開発部品の試作品を製作し、車両への搭載、評価等を行い、評価用の治具の設計・製作にも対応し、お客様の細かなニーズに応えています。

自動車で使われる部品の多くはいくつかの部品の構成から成り立っており、その部品を自動で組付けをする自動組付機、組上がった部品の異常の有無を確認する検査機、測定機などの生産設備の設計と製作をおこなっています。

お客様によりいろいろな加工対象物（ワーク）があるため、それぞれのワークに対応した設備構造を考え設計します。 組付機、検査機、測定機、試験機、搬送機、カシメ機等さまざまな設計をおこなうため幅広い知識と柔軟な発想が必要とされますが、多種多様な設備の設計をする中で徐々に身に付けていくことができます。

また設計製作した設備を動かすためのプログラムの設計、そして自動運転に必要な制御機器の選定とそれを収納する制御盤内のレイアウトを設計します。

組付け終了後の設備にプログラムをインストールして試運転調整をしながらプログラムの確認・修正をおこない、そして設備設計者とともに機械全体の動作確認をおこないお客様に納得していただける設備へと仕上げていきます。

お客様への構造提案、問題点への対策提案、またさまざまなニーズに応える中でお客様との信頼を築いていきます。